子どもとの会話

仕事をして、急いでお迎えに行って、息子と家まで帰る時間。

手をつないで歩きながら、今日は何をしたの？何を食べたの？誰と遊んだの？と話しかけています。

２歳とちょっとの息子はちょっと前までは定型文的に「XXくんと遊んだ（←仲良しの友達の名前、その子が休んでてもこう言った）」「XX食べた（←いやそれ昨日の給食だし）」と適切な返事ができなかったのだけど、最近は明らかに適切な答えが出るようになりました。今日は仲良しのお友達はお休みで、でも他にもいる仲良しのお友達と一緒に遊んだ、と答えたのだけど、連絡帳を見ると確かに別の子と遊んだことが書かれていたし、彼が今日食べておいしかったと言った物は今日の献立表に記載されていました。

そう、息子はどんどん会話が上手になってきているのです。

帰宅途中に大きな塔のようなものが見えるのですが、「おかーたん、あれ大きいよ」と指を指し、近づいて行ってその目の前に立ち「わあー、大きい。すごーい。」すごいね、じゃあ帰ろうか、というと「うん。大きいばいばーい」と手を振ってまた歩き出しました。

小さな手を握りしめて歩きながら、涙が出ました。

こんなに大きくなったんだね、いろいろなことをお話しして教えてくれてありがとう。目に映るもの、耳に聞こえるもの、触ったもの、味わったもの、嗅いだもの、五感をフルにして毎日を生きる２歳児のありのままを感動を、母に共有してくれてありがとう。

相変わらず慣れない仕事で今日もぐったりしていましたが、息子との帰宅時間でその疲労が吹っ飛んだ瞬間でした。

今日はとてもいい一日だったと思います。