サービスからモノへ？

今日は久しぶりに本社に出勤してきました。

出勤して驚いたのが、うちの会社の戦略が明確にサービスからシフトしてきているということ。

知ってはいたけれど、そこら中に広告が置いてあり、全面的にサービスよりもモノへのビジネスを推していました。

私が就職活動した頃は一つ前の超氷河期の走りの頃で、そもそも景気なんて悪くて当たり前でした。その後会社の低迷やリーマンショックなどいろいろな時期を経ているわけですが、うちの会社はその都度あれこれ手を替え品を替え、販売戦略を変えてみたりリストラしたりしながら今日を迎えているのです。そして去年から言ってはいたけど、ああ本当に今度はサービスからシフトしようとしているんだなあ。

思い出せば私が大学３年生で就職活動していたときは、うちの会社はど真ん中なSI企業でした（ビジネスの中核がSIってことね）。ITと、お客さんの経営課題とかコンサルティングとかを組み合わせてトータルソリューションでうんちゃらかんちゃら、みたいな。もちろん今もそれが軸なんだけど、その結果売ろうとしている物がサービスじゃなくなっているな、と。サービスは売ったモノに付随する感じ。

今どきカスタム開発とか流行らないし、何年もかけて要件定義からリリースまでをやるような時代でもない（もちろんそういうプロジェクトも残っている）し、というか本社帰ったらソーシャルとかマジで言ってるし、いやあ１０年近く社会人やってると世の中の変化を身にしみて感じるなあと思ったのでした。